残り50ヤードの距離感

“けん”です。本日のゴルフレッスンは「残り50ヤードの距離感」です。フルショットするわけにもいかず、だからといって絶対感覚の距離感は持ち合わせていない。そんなゴルファーの役に立つはずです。教えてもらうにも感覚的な部分が多く自分で感覚を磨くしかない。

よく知られている全く同じスイングをして番手を変えることで距離感を出すような方法があります。たとえば、9番アイアンでこれくらい打てば30ヤード。40ヤード打ちたいときは8番アイアンを使って同じスイングで打つといった感じです。

また、PWでのアプローチはキャリーとランが1:1という信じがたい方法もあります。1:1と聞こえはいいのですが、実際はアプローチの距離が長くなればそれだけスピンが効きますので1:1はありえませんし、1:1で打てるのはある一定の場所しかないということです。

全く同じグリーン・同じ場所だっとしても、日によってグリーンの速さが違うので1:1はありえませんし、グリーンにはアンジュレーションがあるため1:1ではあまりにも簡素すぎます。複雑に入り組んでいるグリーンでは使い物になりません。

落し所とランの距離は、毎回違うということです。そのため、それまでの経験を元にとイメージを膨らませそのとおりにアプローチすることが大切です。

残り50ヤードの距離感

フルショットができない距離が残った場合、たとえば残り50ヤードの距離が苦手という人は、以下のことを試してください。

40ヤードと60ヤードの素振りをしてみる。それが合っている合っていないは重要ではありません。まずはその素振りをしてみることです。その間のスイングもイメージできるはずです。50ヤードのつもりで素振りをしてみましょう。

実際に打ってみると50ヤード打ったつもりが40ヤードしか飛ばなかったとすれば、イメージの60ヤードが50ヤードに近いということになります。そうやって少しずつイメージと実際の距離感をリンクさせていくと意外に早く距離感が自分のものになってきます。

ただ、「50ヤードで失敗した」とか「ショートした」と思うよりもいくつかの答えを先に作っておくことでそれに合致した距離を早く身につけることができます。

パターの練習グリーンでボールを2つ用意して練習したりします。同じところから1回目は入りませんが、2回目は入る確率が格段に高くなるはずです。「こうすればいいのか」と分かります。

ゴルフレンジで1球目は思ったところへ打てなくても2球目は1球目よりも納得できる方向へ打てるものです。「こうすればいいのか」と分かります。

先に答えを出しておくと、50ヤード打ったつもりが40ヤードしか飛ばなかったと嘆くよりも、これくらいで40ヤードだ!「40ヤード打つ時は”こうすればいいんだ!”」ということになります。

・・・と偉そうに話していますが、これは昔、ゴルフの先輩方に教えてもらった距離感の作り方です。そうです・・・受け売りです。

練習場でばかりアプローチをしていると練習用ボールと実際にラウンドするときに使用するボールの違いに戸惑うこともあります。いつも通っている練習場にアプローチできる場所があれば実際に使用しているメーカー・モデルのボールを使用して練習したいですね。

ではまた