ゴルフな気分-ゴルフクラブの選び方/売れ筋ギア

”けん”です。2010年マスターズ、三日目、決勝ラウンドに入り勢いを得たのがフィル・ミケルソン選手。13、14、15番は圧巻のゴルフでした。こればかりがテレビで流れていました。最終日もその流れが切れることなく優勝しました。

フィル・ミケルソン選手は、ツアーで優勝はするものの、メジャータイトルが取れませんでした。無冠の帝王なんて言われていたことが懐かしく思い出されます。しかし1度タイトルを取ってしまうとあっという間になんども勝ってしまうあたりは、最初に勝つことの難しさがよく分かります。メジャーの大会は底知れないプレッシャーがかかるのでしょう。

リー・ウェストウッド選手が、昔のフィル・ミケルソン選手のような感じです。ただ、年齢的にリー・ウェストウッド選手にそれだけの時間が残されているのか分かりませんが、今勝っておけば今後も勝てる確率が高くなるはずです。

似たようなことに女子プロの不動選手が万年2位のゴルファーでした。常に2位でなかなか勝てる選手ではなかったわけです。しかし、1度優勝してしまうと、何十回と優勝を重ねてしまうわけです。プレッシャーのかかる場面、色々考えてしまうことも多いはずです。

このように、ロックが解除されたように勝ち始めることができるようになることがあります。また、石川遼選手のように予選を通過できない場合でも1度通過すると今までどうして予選落ちしてしまっていたのか不思議にくらいに劇的に変わるのです。

私たちアマチュアにも同じことが言えるわけです。100とか90とか”けん”の場合120でしたが、壁というものがあります。なかなか100の壁を切ることができない、90が切れないことになるわけですが、1度壁を破ることができると足かせを外されたようにスコアは一気に伸び始めます。

100が切れなかった今までの自分。技術的には十分に100を切るだけのものは持っていると信じています。それだけに歯がゆさの中でイライラしてしまいます。やはりメンタルなんです。自分の技術を冷静に使いこなすだけの”技術”が揃っていないのです。

ではどのようにしてメンタル強化ができるのか、みなさんわかりますか。

2つのことを実践することをおススメします。

1つめは、メンタル的に弱いと認めることです。悔しいことだと思います。しかし、それを受け入れることがまずは大切です。自分の現状をしっかりと把握してください。ただ認めるだけでなく周りの人にもの伝えることも効果的です。

「メンタルが弱いんだ!」と素直に伝えると仲間からすると逆説的に捉えることが多いです。「こいつメンタル強いな」と思われるものです。メンタルが弱いことを伝えると肩の荷が下りたようにとても楽になります。今までであれば緊張してしまうような場面でも、どういうわけか強くなれるのです。

仲間からすると「イヤイヤどうしてメンタル強いじゃないか」ということになり、それに比べて自分はどうだと考えることにつながります。相手にプレッシャーも与えることもできるので一石二鳥なんです。(^m^)

メンタル強化の2つめに実践することは、自信を付けることです。自信を付けるためには、練習量を増やすことが有効です。練習量が増えると「これだけ練習してきたんだから」と自信の裏づけを作り上げることができます。当然、技術力も上がりますが、それ以上に自信が付くのです。当たり前のことのようですが実はそれができていないのが現実です。

自分の壁を破ってください。上記のことを実践すれば一皮剥けた自分に合えるはずです。

ではまた