ゴルフに染まる

”けん”です。

コースへ向かう時間は至福のひととき。思いはそれぞれです。前回のラウンドで良いスコアを出した人は何となく余裕がある感じで、車内の口も滑らか。「3番ホール右側が要注意だ」しっかりと予習してきたことをみんなに伝えるか思えば・・・

「練習してないんだよね」とスコアが悪かったときの保険も怠りません。

前回のラウンドでスコアが悪かった人は、今回のゴルフにかける並々ならぬ意気込みが伝わってきます。前回の屈辱は当然コースで返す!と車内では、前回の帰りに聞かされた自慢話が少し大げさになっていることを知りつつ、前回負けているので反撃できずにいます。

「今日は見てろよ!」と内に秘めた闘志で鼻息が荒いです。

ゴルフではそういった何気ない移動時間が楽しくてしょうがないわけです。

まだゴルフを始めたばかりの初心者ゴルファーは、「今日はどんなコースだろう!」と胸ワクワクといった感じでしょうか。これまで練習してきた成果がどれだけ通用するのか、楽しみと不安が入りまじり、ワクワクが止まりません。それも一番ティーまで。

そこからは・・・当然・・・クロスカントリー!

中には、付き合い程度でゴルフをしている人だっています。そんな人は大抵の場合、仕事上の付き合いだったりして、時間を見計らってその話を切り出すにはどうしたらいいかと頭を巡らせているでしょうし、前回仕事を請けたために、お礼を兼ねたラウンドになる場合もあるでしょう。

この状況でよく見るのが、仕事上のラウンドにもかかわらず、いつのまにか、自分のゴルフに夢中になって、温厚な自分を見せるつもりが、素の自分をさらけ出してしまうという失態をしてしまうことです。かえってお得意様に気を遣わせてしまう、そんなことがよくあるのがゴルフです。

それぞれにゴルフの楽しみ方や”使い方”はあるとつくづく思います。先輩方が「とても楽しいからやってみろ」と熱く熱く語り、迷惑とも知らないで半ば強制的にクラブを握らされ、いつの間にかラウンドする日まで決められているのです。

いやいやで数ラウンドこなしているにもかかわらず、スコアは徐々に良くなっていくのです。こうなると少し楽しくなってきて、それがかえって悔しさにつながり、ゴルフにのめり込んでいくことになります。

この時期になると、1日のすべてがゴルフ色に染まりはじめます。

実際に合った話なのですが、コンペ会場まで1時間程度。私はコンペの幹事をしていました。みなさんが到着するのをゴルフ場のロビーで受け付けていたのです。

ある方がなんと・・・ゴルフクラブを忘れてくるという前代未聞のハプニング発生!
(実はクラブを忘れることは何度か目撃したことがあります)

ゴルフが楽しくなってきて、車を待つ間、自宅の外で素振りをしていたらしいのですが・・・奥さんのゴルフバッグや着替えなどは車に積んだものの、自分のゴルフバッグは立てたまま自宅の前に放置ということでした。

自宅まで1時間もあれば持ってきてもらえるのですが、あいにく奥さんもご一緒だったので、仕方なく貸クラブを利用してのラウンドになったわけです。ドラコンを狙えるくらいのパワーを持ったその人は、ドラコンホールでRシャフトの古いドライバーで打ったことを昨日のことのように話されて未だに後悔しているようです。

しかし、それが楽しいエピソードになって懇親会の時は、その話がでるとワッと会場が盛り上がります。

ゴルフは思いでも楽しいです。

ではまた

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