ゴルフにおける年功序列

”けん”です。本日のゴルフレッスンは「ゴルフにおける年功序列」です。

ゴルフにおける年功序列

終身雇用制度が終わりを告げ、才能のあるものが高額の報酬を貰える時代です。年功序列は会社に入社した時点で決まります。勤続年数や年齢に応じて賃金が上がったり昇進するシステムです。

会社の中には、仕事はさほどできなくても周りを和やかにしてくれる人や笑わせてくれる人がいます。気を抜いてはいけない仕事場でちょっとした気分転換になります。休憩が終わり改めて仕事に集中できるわけです。会社を上手く動かすためには必要な人材ですが、帳面上は存在しない部分です。終身雇用ではそれができたのかもしれません。

年功序列のときは、黙っていてもそれなりに賃金が上がり、終身雇用ということもあり、夢のマイホームを建てることも今よりも断然イメージできたはずです。また、時間はかかっても質の良いものを作るために終身雇用はとてもいい制度でした。

今では時代が変化しました。年齢だけで賃金アップや昇進は無くなりました。

しかし、ゴルフにおいては特に小さなコンペではまだまだ年功序列制度が残っています。

送り迎え

送り迎えをすることは、年下として当然の行動です。このことに関しては特に悪いこととは思いません。目上の人を連れに行くことでいろんな話もできますし、途中で色々と買ってもらったりして「なんていい先輩なんだ!」と思います。

オナー

オナーを決める際、クジを引けばいいものを「年齢順で」というのは、年上の人たち。そして必ず・・・

「若い方から」と付け加えます。

ニヤピン

「ニヤピン取ったかも!?」と思っていたら・・・

先輩のボールも同じくらいの距離に。

普通だったら竿やゴルフクラブを使ってどちらが近いのか測るものですが、同伴者の腰巾着が「先輩のほうが近いですよ!」と言い出します。そして計測することもなく、フラッグに先輩の前を堂々と書きます。

オレが”先輩”になったときは計測するか、後輩に譲るくらい気持ちを持とうと思ったものです。

表彰式

小さなコンペは、コンペのプライベートハンディなるものがあり、優勝するとハンディが2割減り、準優勝で1割減るなどしてそれぞれの順位を決めることもあるでしょう。

初めて参加する人は、ハンディを決めるラウンドになり、予め最初に決めていた暫定ハンディで優勝してしまうことを防止するようになっているのが一般的です。

そのため自分でも出来すぎのスコアでラウンドしたとき、優勝してしまっても準優勝ということになることがあります。その時点ではまだ暫定のハンディなので仕方ないのですが、先輩の鶴の一声で準優勝の1割減では少なすぎると、勝手にハンディを大きく削られることもあります。それも大幅に。

二度と優勝することはできないようなハンディを貰います。すると次に参加した時にそのハンディで「握ろうか!(^^)」と言ってくる輩もいます。

ルールはあってないようなものです。

また、トータルスコアが同じ時は年功序列という決まりになっていることもよくあります。少し長く生きているだけで順位が決まるのです。これこそ無くしてしまっていい無用のルールですよね。

「アウト勝ち」などもありますが、こんなときは「カウントバック」がとても良いと思いますけど。

ではまた