2015年、全英オープン最終日。日本人期待の松山英樹はスコアを1つ伸ばしましたが18位タイ。世界でも注目されているだけにそれなりのゴルフをしてくれました。結果は望んだものとは違いましたが、世界で活躍できるプレーヤーだと証明してくれたと思います。
松山のスイングはトップの間が独特で、私たちアマチュアにも十分参考になる形です。私たちもトップでしっかりと間を作るスイングができれば、ミスショットは確実に減ると思います。特に距離がピッタリの番手があれば、フルショットでしっかりと狙うことができるようになるはずです。
そういえば、最近はゴルフ練習場でトップの間が長いアマチュアゴルファーをよく見かけますが、これは明らかに松山選手の影響でしょう。
肝心の結果ですが、ザック・ジョンソンがルイ・ウェストヘイゼン、マーク・リーシュマンとの三つ巴のプレーオフを制し、初優勝。マスターズで優勝した2007年のときは、「この人誰!?」って感じでたまたま優勝したような雰囲気でしたが、そこから注目されるようになり、トッププレーヤーの仲間入りをしました。
飛距離は望めませんが、ステディーなゴルフが持ち味のベテラン選手です。プレー中も落ち着き払った雰囲気で危なげなく優勝した感じでしたね。
それにしてもいつの間にか上位選手はやっぱりという顔ぶればかりになっているので実力のある選手が優勝することになっているのでしょう。ジョーダン・スピース、ジェイソン・デイはかなり良いゴルフをしていたと思います。
順位 | スコア | 選手 |
---|---|---|
1位タイ | -15 | ザック・ジョンソン(プレーオフを制し優勝)、ルイ・ウェストヘイゼン、マーク・リーシュマン |
4位タイ | -14 | ジョーダン・スピース、ジェイソン・デイ |
6位タイ | -11 | セルヒオ・ガルシア、ジャスティン・ローズ |
10位タイ | -10 | アダム・スコット |
18位タイ | -8 | 松山英樹 |
ではまた
全英オープンゴルフについて解説。歴史や歴代優勝者、出来事など