ゴルフな気分-ゴルフクラブの選び方/売れ筋ギア

学生時代から体育会系のクラブには属さず運動することもなかったけど、社会人になってゴルフを始めることになった人や友達がゴルフに夢中になって仕方なく始めることになった人など運動が苦手な運動音痴のクラブセッティングについて考えてみました。

ゴルフは運動音痴でもできる

ゴルフの魅力は、「運動神経が悪くてもどうにかなる」ところです。とくにパッティングなどは運動神経というよりも”頭と度胸”といった感じです。しかもこのパッティングがゴルフのスコアを左右するのです。スコアの中のもっとも大きなウェイトを占めるのがパッティングです。ドライバーからアイアンまでのフルショットとは全くの別のスポーツになるのです。まさに動から静なのです。

ゴルフにおいて最も大切なことは、”忍耐”や”我慢”なのです。ゴルフは頭に血が登るスポーツなんです。どれだけ冷静に忍耐強く我慢することができるか!これがスコアを左右するこのです。今までスポーツが続かなかったとしても、ゴルフは続けることができるのです。

それだけに私の周りにもとても運動ができるとは思えない人も多く、そんな人が70台でラウンドすることも多いですし、周りの人が「どうしてアイツに負けてしまうのか」理解できていないのです。これはゴルフが一般的な体力自慢のスポーツは違うからです。

女子プロのセッティングが参考になる

どうですか?運動は苦手でもゴルフならできそうな気がしてきませんか?きっとできるはずです。どんな相手だろうと互角に戦えるのがゴルフなのです。

ドライバー

ドライバーが飛ばなければ、OBすることは少なくなりますし、ヘッドスピードがない分スピン量が減ります。当然、サイドスピンも少なくなるわけですから曲がらないのです。悪くないです。ボールが十分に上がるロフト角度のあるドライバーを選びたいです。

ロフト角度が少ないとボールが上がりにくいです。最近のドライバーはボールのスピン量を極端に嫌います。それだけにボールを上げるにはロフト角度が大切です。ただ、ある程度ゴルフを続けていると気づくはずです。嬉しいことにヘッドスピードが上がっていることに。

そのときは、クラブ自体を見直しましょう。この手のタイプは伸び代が運動神経が良い人よりも多いのでこのようなことが起こると考えたいものです。シャフトは先調子にしましょう。これがボールを上げてくれるはずです。また、リズム感がない人にも安心してクラブを振ることができるポイントはトルクです。シャフトのトルクが大きいほど、リズムを合わせやすくなります。これはアイアンにも言えることです。

アイアン

次はアイアンです。150ヤードを9番アイアンで攻める飛距離自慢のゴルファー、6番アイアンで狙う運動音痴ゴルファーがいます。アイアンは距離を正確に刻むためのクラブということを忘れてはいけません。飛距離に対して番手が違うだけのことです。番手が9番だろうが6番だろうが、スコア上影響はないのです。

アイアンもやさしめのセットがいいでしょう。基本的にカーボンシャフトがおススメですが自信が付いてきたらやさしい軽量スチールシャフトにチャレンジしても構いません。何と言っても伸び代が長いですからね。

フェアウェイウッド/ユーティリティ

フェアウェイウッドやユーティリティを5本程度入れることを見越してアイアンセットも揃えたいです。どちらかというとフェアウェイウッドやユーティリティのほうが活躍の場面が増えるはずです。フェアウェイウッドやユーティリティはドライバーやアイアンの兼ね合いもありますので、番手ではなくロフト角度に気をつけましょう。約3~4度の間隔をしっかりと保つことが大切です。例えばスプーン(3番ウッド)がロフト15度であれば、クリーク(5番ウッド)は18~19度といった具合です。

それくらいのロフト角度の差がないとクラブが違うのに似かよった飛距離になったり、飛距離が偏ったりするからです。とても大切なポイントになります。

ウェッジ

ウェッジがアイアンセットの中にあれば、それを使うことも何も問題ないのですが、ショートゲームが生命線の運動音痴ゴルファーです。少し凝ったウェッジを使いたいです。ウェッジにおいてはアイアンとは違い重いスチールシャフトで構いません、というよりそれにして欲しいです。ウェッジはフルショットするクラブではありませんので、しっかりと重さを感じることができることでスイング幅の大小をコントロールできるからです。数本のウェッジを入れるのであればロフト角度4~5度程度の間隔を保ちたいものです。

パター

パターはお気に入りのものを探してください。これがスコアを決める大切な場面で登場します。スポーツをする運動音痴ゴルファーが活躍できるグリーン上のパッティングです。少々高くても自分の存在感を示すことができるパターを選びたいですね。

ゴルフがきっと楽しくなる

もしもあなたがゴルフが上手くなったとすれば、周りの人は必ず、「アイツはショートゲームが抜群に上手いからだ」と言います。そう言われることを願っています。

運動音痴の人でもゴルフはきっと楽しくなるともいます。ゴルフは自分との戦い、自然との戦いと言われます。しかし、相手があっての競技です。そうでなければ楽しくないのです。運動音痴の方でもきっと素晴らしいゴルフライフが送ることができると信じています。