気持ちの高ぶりが距離感を狂わす

”けん”です。本日のゴルフレッスンは「基本の距離感100ヤード以内」です。ここで100ヤードと書きましたが、厳密には、みなさんがハーフスイングするときのクラブについて考えてみてください。

たとえば、”けん”はサンドウェッジでフルショットすると、85ヤード前後。アプローチウェッジでは95ヤード前後になります。80ヤード以下の距離が残った場合、クラブを2~3本持っていきますが、ほとんどの場合、SWで済ませています。

ライを見て芝の薄いベアグラウンドであれば、AW、PWなどを使うようにしています。みなさんはどうでしょう?

というわけで、100ヤード以内の距離が残った場合、SWでハーフショットを打つことが多いです。そのときに気をつけていることについてお話します。

基本的に気をつけていることは、いくつかあります。たとえば、ボールの位置をいつもより、右側にセットするとか、右手首の角度を変えないとか、です。他にもたくさんあります。

ハーフショットをする場合、むずかしいのは距離感です。フルスイングするとオーバーしてしまう距離を、言葉は悪いのですが、軽く打って飛ばさない、ようにするはずです。

この辺の距離の感覚は人それぞれ違うと思います。しかし、できるだけ機械的に打つことができれば距離感は自然と平均し、合ってくるはずです。

たとえば、上でお話ししました、右手首の角度を変えないということについては以前お話しましたが、手首の角度が変ってしまうと、ロフト角度が変化してしまい距離感が合わないことになります。右手首の角度を固定することで、できるだけアドレスのときのロフト角度を保ち距離を刻むことができます。

気持ちの高ぶりが距離感を狂わす

ゴルフレッスン/フェース面を返さないできるだけ機械的に処理できる部分を増やすことが距離感を平均して刻むことにつながると”けん”は考えています。もちろん、気持ちのコントロールも大切ですよ。気持ちの高ぶりが距離感を狂わすことはみなさんご存知のとおりです。

フェース面を返さないようにすることも効果的です。フェースを返さないのは何も方向性が良くなるばかりではありませんよ。雰囲気的には、先ほどお話ししました、右手首の角度を固定することにも似ていますが、フェース面を返さないことで、無駄なヘッドの加速を抑えることができます

このヘッドの加速は、気持ちの高ぶりで変化してしまう部分になります。

気持ちの高ぶりで変化してしまう部分を探しだし、マニュアルからオートマティックに変えることで、距離感を養いましょう。ヘッドを加速させない、走らせないことが100ヤード以内のショットにはとても効果があるはずです。

まずは、両腕を身体の回転に任せて回るところまでバックスイングし、、回るところまで振ってみて下さい。

アプローチ基本の距離

飛距離が何度打ってもそんなに変らないでしょ。基本の距離になります

あとはみなさんが自分なりの”味付け”をしてみてください。味付けはできるだけ機械的に処理できる部分にすることが大切です。

ではまた