クラブセッティング変更する!?

先日、松山英樹選手がクラブを最新のものからそれまで使っていたものに変更しています。本人的には「気分転換」ということですが、これって私たちが調子が悪くなるとクラブのせいにしたり、クラブを変えたりするのととても似ていますね。

クラブセッティング変更する!?

しっかりと吟味して実践投入しているはずですが、試合になると思うようにいかないようです。

クラブに対して信頼感がなければ怖くて使えないのはゴルフで生活しているプロゴルファーにとって死活問題です。プロだからといってどんなクラブでも打てるわけではありません。

私たちアマチュアが使うクラブは易しさや飛距離を求める部分があります。プロが使うハイスペックのクラブを使うと曲がったり、上がらなかったりしてゴルフになりません。

同じようにプロゴルファーもアマチュアが使うようなやさしいクラブを使うと、思い通りボールをコントロールすることができません。曲げたいのに曲がらないこともあります。

プロゴルファーにとって、初心者用のゴルフクラブは、ある意味で難しいクラブということになるわけです。

松山クラスでも「藁にもすがる」思いになるのでしょう。松山の場合はドライバーを元に戻した後、アイアンも元に戻しているようです。

私はパターを変える傾向がありますし(笑)、ドライバーに至ってはシャフトを変える悪い癖があります。潤沢な資金があるわけではないので、エースドライバーのシャフトを泣く泣く変えるといった具合です。もしも同じクラブをもう一本用意する余裕があれば何も問題ないのですが、そうもいきません。

リシャフトした後に、前のセッティングのほうが良かったと後悔することのほうが多いわけで、後の祭りです。リシャフトしたクラブを前のセッティングにリシャフトとしたことも何度かあります。パターに至っては処分していますので手元にもありませんので、同じものを購入したことも何度もあります。

そこで頼るのが、中古のクラブです。

中古といっても最新のクラブはやはり高く、古いクラブや使い込んだクラブになると何となく前の所有者の癖があるのか、イマイチしっくりこないこともあります。また、全く同じクラブでもグリップを変えてあるだけで違和感を感じることもあります。

みなさんがもしも資金的に余裕があるのであれば、現在のクラブは手元において新たに新品を購入するか、中古クラブを購入するといったことを考えたほういいと思います。

ゴルフ場で頼りになるのは14本のゴルフクラブだけです。信頼できるものをしっかりとキャディバッグに入れておきたいものです。