ゴルフな気分-ゴルフクラブの選び方/売れ筋ギア

全米オープン興奮しました。三日目までの貯金を最初の2ホールで無くしてしまったタイガー・ウッズ選手。タイガー選手も一時トップに立ちましたが、なかなかスコアを守れず、ステディなゴルフを続けていたロコ・メディエイト選手が先に-1でホールアウトしました。

 

イーブンパーで迎えた最終ホールで奇跡のバーディーでタイガー・ウッズ選手が追いつきました!ちなみに今田竜二選手は+6の18位でした。全米オープンプレーオフは、深夜1時15分からだそうです。18ホールの戦いです。楽しみです!

 

“けん”です。本日のゴルフレッスンは「攻め方、正規ルートを見つける」です。全米オープンを見ていてとても勉強になる部分がたくさんありました。私たちが普段ラウンドするコースと比べると難易度は相当違いますが、同じようなコースマネジメントをしないといけないなぁなんて考えさせられたところもありました。

 

一般的によく言われることですが、実際のラウンドではそこまで考えることができないところです。いわゆる「ティーグラウンドからコースの攻め方を考えるのではなく、ピン位置から考える」ということです。

 

みなさんも一度や二度は聞いたことがあるはずですし、「なるほど」と考えたことがあるはずです。しかし、それを実践したことがあるかというと・・・

 

「無い」ですよね。

 

ピン位置から攻め方を考えても自分の実力では、決めたとおり打てないから、あまり意味が無い、と考えてしまいます。ティーショットなんか、フェアウェイに行けば良いわけで、右フェアウェイや左フェアウェイなど贅沢は言ってられないこともよくわかります。

 

では、そのティーショットをなし!?にして、セカンドショットからでも私たちの実力であれば(^m^) ウププ…間に合います。グリーンに目をやったとき、ピン位置が分かります。ヤード杭から残り距離も分かります。ティーショットのボール動きと、ピンフラッグ、草木のゆれ具合で大まかな風の動きがわかります。

 

これくらいの情報量でアイアンの番手を選び、ラフであればフライヤーを、フェアウェイであれば、風の影響を考え番手を上げ下げします。場合によっては、ライの傾斜を考慮したり、グリーンとの高低差を入れるくらいです。それで十分ですが・・・

 

できたら、それにプラスして、グリーン周りのバンカーやハザードの位置を確認することも大切です。バンカーやハザードがグリーンの左右ににあれば、できるだけ曲げたくないですし、グリーンを囲んでいれば高さで攻めたいですよね。

 

また、グリーンの奥や手前にあれば、左右の方向より距離感重視になります。左右に少々ぶれてもグリーンに乗せるまたはやさしいアプローチを残すためには、距離感重視。

 

クラブ選択はできています。ボールをグリーンに運ぶだけのことですが、ひとつだけ注意する部分を自分に課すことで目的を持った攻め方をしてもらいたいと思います。

 

「ここは方向性より距離感が大切だ!」とか「左にブレても問題ないけど右は危ない」とかみなさん分かっていることなんですが、いざ、クラブを持つとピン向かって、練習場でも100球打って2~3球打てる確率のストレートボールで攻めているはずです。

 

2段グリーンなどでは、むずかしさだけに目が行きがちです。できたらカップが切ってある同じ段に乗せたい、と考えます。しかし、基本的に2段グリーンであるとということは、グリーンの高低差が大きくグリーンを外してしまうと、その高低差のためむずかしいライが残ることが冷静になれば分かるはずです。

 

2段グリーンでは、どこでもいいから乗せること!が大切かもしれません。

 

2段グリーンで、アプローチを寄せきれず、2パットのボギーなのか、2オンしたけど長いパットが残してしまい、3パットのボギーなのか、精神的にきついのは後者のほうになりますが、精神的にきつくなった理由を考えると・・・

 

むずかしいけどバーディーパットで、むずかしくても2パットでいけるかもしれない、という考えから”きつく”なったわけで、アプローチよりやさしいということは、みなさんが分かっていることです。(もちろん、2パットで物理的にいけない場合を除いてですが)

 

「精神的に滅入る必要はどこにもない」と考えるべきです。追い込むのは自分自身です。気持ちの持ち方一つで落とさなくていい次のホールまで落としてしまいますよ。

 

冷静に自分の球筋に向き合い、コースの罠をかいくぐることができれば、本調子ではなくてもスコア的にはあまり崩れることは無いと思います。

 

みなさんの”イキツケ”のコースで、グリーンの周りに何も怖いものがないホールはないはずです。1番ホールから18番ホールまで想い浮かべてみてください。怖いものが存在する意味を考えることで、みなさんの正規ルートが見つかるはずです。

 

正規ルートが見つかれば、”他の人のコースレート”より、やさしいコースになるでしょう。

 

ではまた