スライス・フックのティーアップ

”けん”です。本日のゴルフレッスンは「ティーアップする場所」です。とても地味な部分で話すこともおこがましいのですが、みなさんが同じように思っているのであれば、競争相手だってあまり考えていないはず。そんなところにさりげなくスコアアップできる部分があるかもしれません。

今回はパー4、パー5のボールをティーアップする場合です。グリーンを直接狙うパー3は考えていませんのでご了承ください。また、パー4だってパー5だってグリーンを狙う場所にボールを運べばいいのでは!?っと言う考え方の人であれば、読み飛ばしてけっこうです。

OBになりにくい、トラブルになりにくいティーアップ場所について考えてみたいと思います。”けん”は基本的にどんなホールでもティーグランドの左側にティーアップしているようです。どうしてかというと・・・落ち着くからです。そんな考え方もアリです。

スライス・フックのティーアップ

1.まずは、大きなスライス、大きなフックが持ち球の方に有効なティーアップ場所です。スライスする人は、ティーングランドの右側にティーアップし、フックする人は左側にティーアップする方法です。

ボールの曲がりが大きいので落とし所をしっかりと考えなければなりません。そのためには、風向きもさることながら、高低差を意識した狙いをしましょう。飛び出したボールは一度フェアウェイから外れますが、ボールが着地するときに目的の場所に打てたらいいわけです。

場合によっては、飛び出したボールがコース外へ飛び出すこともありますが、勇気を持って持ち球を信じて打つことが成功のカギを握ることになります。コースを目いっぱい使う方にはとても合う攻め方です。

ドロー・フェードのティーアップ

2.フェードボール、ドローボールが持ち球の方は、こちらの方法も有効です。もちろん、1番の狙い方でもいいですよ。

1番の狙い方では、ボールが曲がり切れなかったりするとトラブルになることがありますが、ボールが飛び出してからコースを外れることなく、狙った曲がりを得られるので、フェアウェイをキープできるはずです。思った距離が出なくてもトラブルにはなりにくいこともあり安全策としては最高です。

フェアウェイ重視のティーアップ

3.これもよく知られているのですが、少し違った考え方です。ボールが落ちるであろう地点のフェアウェイの向きによってティーアップ場所を変える方法です。

絵のように右ドッグレッグホールでボールが落ちるフェアウェイが右側に向いている場合は、左端からのティーショット。左ドッグレッグホールであれば、右端からのティーショットとなります。

ボールが落ちてからランが多少出たとしてもラフにつかまることなくフェアウェイをキープしやすいという考え方です。

他の方法もあるでしょう。たとえばティーングラウンドの平らな部分にティーアップすることなどです。みなさんはティーアップ場所に気を遣うことで、ライバルに差をつけましょう。バレないようにさりげなくティーアップしてください。

ではまた