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宮里藍選手は、ゴルフ人生の中で最大の絶不調かもしれませんね。

今回、藍選手は、TVインタビューにも淡々と受け答えしていました。いろんなことが複雑に混じりあって今の状態になってしまったことを冷静に分析しています。若干22歳の女性の受け答えとは到底思えないしっかりとして内容でした。

勝ちたい焦り、飛距離アップ、身体の故障、コースの攻め方、など、ゴルフテクニック・メンタル・体力面、全てが悪い方向へ向かってしまった。宮里藍選手がインタビューに答えていたことは、まさに「心技体」がバラバラになってしまった、ことを言っているようでした。

一度動き出したものを止めることは大変なことです。

今の宮里藍選手をみていると、全盛期のデビッド・デュバル選手を思い出してしまう方も多いのではないでしょうか。ストップ・ザ・タイガーと言われ、私たちが想像も出来ないプレッシャーの中、身体を絞り、故障をして、今では・・・。

藍選手は必ず復活する!そう信じています。

また、海外に行って外国かぶれしてくる人は多いのですが、そのインタビューの中で、アメリカで生活をし、プレーをして、日本の良さを再認識できたこと話していました。日本人の言葉には、「思いやりがある」ことなど。本来であれば試合会場へ行くより、一度ふるさとの沖縄に戻りたいとも言っていました。とても「ジ~ン」と来てしまいました。

”けん”も藍選手の父であり師匠の宮里優氏の書籍を以前読みました。DVDも見ました。ごく普通の”大人”からすると気丈な性格の方かもしれません。

その優氏が子供たちに伝えたことは「ゴルフをするのであれば、その前に、人間として人格者でなければならない」ということです。この言葉は、一般のアマチュアゴルファーに限らず、すべての人に言えることではないでしょうか。

若干22歳の若者がそれを身につけている。

教えられることがいっぱいで恥ずかしい限りです。

ではまた