「カーヌスティの悲劇」を思い出した

ゴルフでは、この前のミケルソン問題のようにマナー・エチケットといった観点からもやってはならないプレーをすると罰せられるべきという考えがあります。ゴルフは紳士淑女のスポーツなので特にそうだと思います。

今回のワールドカップロシア大会、日本対オーランド戦の最後の10分のボール回し。これを世界では賛否両論言われているようです。

確かに日本人としても最後まで攻めてほしいというところもありますが・・・

ゴルフでは当たり前かも

ゴルフでは勝つ過程の中で、トップに立っていて2位と差がある場合、最後のホールが左サイドに池が広がっているパー5だったとすると、飛ばし屋でもリスク回避のため3打目勝負で刻むことはごく一般的に行なわれるマネジメントです。

見ているほうは、もう優勝が決まってるから、攻めないんだな!と理解できます。しかし、見ているほうとしては楽しくないです。

その攻め方ができるのは、以前同じような場面で大きなミスをしてしまったことがある場合、もしくは同じような場面に立ち会った場合などでしょう。

「カーヌスティの悲劇」を思い出した

今回の件をみて、1999年の全英オープンを思い出しました。

「カーヌスティの悲劇」と言われるとても見てられない映像でした。ジャン・ヴァン・デ・ヴェルデは2位に3打差をつけて最終ホールでクリークに入れたりして大たたきします。当たり前に普通にプレーしていれば優勝できたのに、プレーオフで負けてしまいました。

そんなこともあるので今回の「最後の10分のボール回し」なんとも複雑な気持ちでした。

「カーヌスティの悲劇」を思い出した

もしもこのようなことをさせない、してほしくないなら、リーグ戦ではなくトーナメントにすればすべて解決するはずです。負けてるほうはボールを追いかけまわしますので、ボール回しも上手く回らないです。

ではまた