上級者,ラウンド,シングル

ラウンドするにあたり、誰とラウンドするかはとても気になるところです。特にプライベートコンペでは、親しい仲間とラウンドできるとその日一日がとても楽しくなります。

上級者,ラウンド,シングル

あの子らは普段仲がいいから同じ組で・・・と気を遣ってくれるコンペの幹事さんもいます。そうすることで楽しかった思い出作りをしてあげて次回コンペに参加してもらうという算段かもしれません。ゴルフが上手くなりたいなら幹事さんのやさしさはゴルフ上達の妨げと思ってください。

池ポチャで大いに笑い、OB打って悔しい思いをする。友達とラウンドすることはとても楽しい。私もそう思います。

上級者とのラウンドが上達の近道

ただし、ゴルフ上達という観点から考えると少し違ってきます。ゴルフが上手くなりたいのであれば、できるだけ上級者とラウンドすることが上達の近道です。3回に1回は上級者とラウンドしてもいいでしょう。得るものは多くあります。

「でも、周りには上級者と言える人はいないし、楽しくないもん!」という方、分かります。せっかくのゴルフなのに楽しくないなら、意味がない・・・でもスコアは良くなりたい・・・そう思っていませんか?

上級者とのラウンドは自分に足りない部分を吸収できるチャンスです。決してシングルプレーヤーとラウンドしなくてもいいのです。スコアが100の人なら、80台でラウンドする人は十分上級者です。いっしょにラウンドしてもらいましょう。

上級者とラウンドすれば、自分との差、違いをすぐに感じることができると思います。
「案外、飛ばない人多いな」
「3パットは少ないな」
「アプローチも毎回寄るわけじゃないんだ」

テレビの影響でしょうか、上級者はドライバーが飛ぶ、アイアンでベタピン、アプローチがメッチャ寄る、パットが入る・・・というイメージになっているようですが、そんなことはありません。

ただ、自分の実力の範囲内でミスを最小限に食い止めるためのプレーをする、というだけだと思います。これが一番難しいかもしれませんが。

上級者とのラウンド繰り返していると欠点も見えてくるものです。それはまさにみなさんが上達したためにこれまで見えなかった部分が見えてきたということだと思います。これまで気づかなかったことに気づく余裕も出てきたということです。

だからといって・・・

「アドレスのとき右向いてますね」とか言わないでください。

まだ早いぞ!

ではまた