スプリットグリップ

“けん”です。本日のゴルフレッスンは「クラブが大回りしている」です。ゴルフの練習をやり過ぎて頭でっかちになっていませんか!?スイングにたくさんの無駄な”パーツ”を装備していませんか?

“けん”はゴルフの練習をしていると、先日まで良かったことも悪かったことになり、さっきまで上手くいっていたこともできなくなる事もあります。

自分のスイングに正解はなく、ゴルフクラブが進化するようにスイングも同じように進化して欲しいのですが、そうも行かないのが現状です。

クラブの進化に自分自身が着いていかない、追いつきそうになるとまた離される、といっても大抵の場合、自分が後退していることのほうが多い気さえしますし、スイングだけではなくメンタル面も大切で突き放されるばかりです。

そんなとき、自分自身のスイングに正面から向き合うことも大切です。”けん”はスイングの基本を3つ持っています。スイングが崩れたときは原点に戻ることを心がけていますが・・・

調子の悪さから熱くなってしまい余計に無駄な練習をして変なクセを付けてしまっていることもあります。そんなときは原点に戻ること自体、忘れているわけです。

冷静に考えてみると、「最初からはじめてみるか」ってことになるわけですが、そうなるためには、よっぽどのことがない限り思い出しもしません。

ここで言うところの「よっぽどのこと」とは、スイングがメチャクシャになり、スイングリズムも悪い、スイングに違和感も感じる、スコアも悪い、なんて絶不調のときなんです。

いつも負けないライバルに負けてしまい苦虫を噛み潰したようなとき、プライドなんかもともと小さいのにそんなプライドが踏み潰されたときなどに、ようやく「原点回帰」をするんです。

“けん”が行なっている練習で嫌いな練習がありますが、それをするとなんとなく感覚がつかめることが良くあります。クラブが大回りしているときなど、早い段階でタメがほどけたりしていて直そうとしても、散々無駄な練習をしてきてなかなか元に戻らないこともあります。

スプリットグリップ

そんなときは、グリップを離してスイングすることにしています。前にも言いましたが好きではありませんが、元に戻りやすいです。グリップを離して練習するということであれば、石川遼プロや内藤コーチなども「効果あり!」って感じみたいなのでみなさんも行なってみてはいかがでしょうか?

スプリットグリップで練習することは、素振りだけではなく直接ボールを打つことも可能です。そのときは、ダウンスイングで右グリップを左グリップに寄せるようにしてください。

素振りをするときは、そのまま離したままでも構いません。そのときは、クラブのタメが意識できますよ。また、バックスイングではふところの広さを感じることができ、ハーフショットのグリップ位置を確認するのに便利ですし、トップの形も「こんな感じなんだ」と感じることが出来るでしょう。

普段ではむずかしいリストターンも行なわなければフォローまでいけないという”おまけ付き“で、リストターン後、右サイドを押していかなけらば、フィニッシュできません。しかも、それが出来た場合、すばらしいフィニッシュが取れているはずです。

普段の素振りの合間にスプリットブリップで素振りをしてみてもいいと思います。自分のスイングの原点をもう一度見つめ直すときにでもやってみてください。

ではまた