ゴルフな気分-ゴルフクラブの選び方/売れ筋ギア

ゴルフの練習ができるのはゴルフ練習場ばかりではありません。時間が取れないアマチュアゴルファーにとって必ず必要となる自宅でもできる練習器具を紹介します。使えるものもありますが、使えないものも多くあります。私が失敗した練習器具や「これは使える!」と感じた練習器具までご紹介します。

レーザーパター

最初に紹介していいものか迷いますが、パターに取り付けるレーザーパター。価格が10万円ほどしますが、驚かされるのはとても使い物にならないことです。

壁などに赤いレーザーが映りますが、バックスイングした途端、飛んでもない方向へ。インパクト付近、それもわずかな部分だけがライン上に映ります。当然フォロースイング時も大きく外れます。

もしも、レーザーに沿って振ったとしたらパッティング時のグリップもラインに対して平行に動かさなければならないため実用的ではありません。

ストロークをすることなく、フェース面をターゲットに向ける練習のために使うのであれば使えないこともありませんが、それであればとくにレーザーパターを取り付ける必要はないと思います。

できるだけレーザーパターの光線通りに動かすためには、逆ハンドグリップが良いということも分かりました。それだけでも購入した価値ありと自分を慰めるしかありません。

パターマット

練習器具の中でぜひ購入しておきたいものは、パターマットです。価格はピンからキリまでありますができることなら良いパターマットを購入しておきたいところです。あとで必ず質の良いパターマットが欲しくなります。

練習場ではショットの練習はできますが、パターの練習をする人は少ないのではないでしょうか。パターマットさえあれば自宅の廊下でも練習できます。ただし練習内容がマンネリ化しやすいことが最大の問題点です。

パターマットでの練習はショートパットの練習と捉えがちですが、そればかりではありません。ドライバーやアイアンなどのショットの練習をするときにスイングフォームを意識します。

パッティングにも同じようにフォームがあります。パッティングスタイルともいわれるこの形ですが、これをしっかりと体に覚え込ませることは実際のラウンドではフォームを気にすることなくプレーできるため、距離感や方向性に意識を集中することができるメリットもあります。

同じフォームができるということは、ミスした時の原因が理解できます。フォームがバラバラであれば、方向性が間違っていたのか、フォームがおかしかったのか、距離感が合っていなかったのかさえ分からないということになります。

自宅にカップを切ることができるのであれば一番でしょう。私の通っているゴルフ練習場では、ハウスの中にコンクリートのコア抜きをしてもらっていて(カーペットごと)そこでパッティング練習ができるようになっています。

カーペット(AVマット)上のボールの転がるスピードは信じられないほど速く仲間と一緒に練習ができてパッティングの練習としては最高だと思います。

素振り用の重い短尺クラブ

とても重い短尺クラブも持っています。それで素振りしたあとは自分のクラブが異様に軽く感じます。パワーヒッターになった気持ちになれます。実際はしばらく続けないとパワーヒッターにはならないかもしれません。

グリップが滑りやすいので自分でグリップ交換するか、テーピングを巻いて滑りにくくするとよいと思います。タメを意識して素振りをするようにしてください。それが短尺クラブで素振りをするポイントだと思います。

また室内で素振りを行なうときは、強振することなくフェース面がどこを向いているのか確認する練習がよいでしょう。

ヘッドスピード測定器

できたら持っていたほうがいいものはヘッドスピード測定器!これはプラスチックのクラブに着けるタイプではなく、もっとしっかりとしたものでPRGRから発売されているヘッドスピード測定器がいいです。これくらいはいつも行く練習場で貸し出してくれるとありがたいですよね。

私が行くの練習場ではヘッドスピード測定器「買わせました!」練習場のオーナーと仲がいいのであれば備えるように言ってみてね!

個人的にもPRGRのヘッドスピード測定器を持っています。子ともたちにバットを振らせてスイングスピードも測れますので素振りをするのにも効果的です。

子供たちにバットを振らせるときは、デジカメの三脚に取り付けて振らせるといいでしょう。もちろんビデオカメラの三脚にも取り付けられます。

実は一度アスファルトに落としてしまって液晶画面が壊れてしまいましたが、PRGRに修理してもらいました。5000円ほどかかったと思います。

ボールを投げた時のスピードガンとしても使えますが、上手く使えませんでした。もしもスピードガンとして使うときは、ネットなどの後ろに三脚を立てて測定すると比較的計測できるようです。

ただしネットにボールが当たったときに測定器に当たらないように据えつけてください。それでもしっかりとセンサー部分に向けてボールを投げ込まないと測定できないこともあります。

スイングテンポ

スイングテンポ・メトロノーム系の練習器具は持っていたほうがいいでしょう。これは使えます。特に調子が悪い時に役立つはずです。スイングテンポを使う時は調子が悪い時に使うのではなく、調子のいいときの「このテンポか!」 というリズムをしっかり覚えておきましょう。

そのテンポを調子の悪い時に使うといいでしょう。意外とテンポがいいときに会わせると絶不調から早く脱出できます。