ゴルフな気分-ゴルフクラブの選び方/売れ筋ギア

ソール形状についてしっかりと勉強してみましょう。特にサンドウェッジはソール形状が命です。アドレスする時、フェースを開くゴルファー、スクエアにアドレスするゴルファーがいます。用途によって使い方も違うと思います。下記の項目を比較してみてください。あくまで一つの指針としてみてください。

バウンス角(バンス角)でウェッジを選ぶ

ウェッジの選び方でもお話ししましたが補足程度に読んでください。

サンドウェッジ(以下SW)ばかり、バウンス角が言われますが、他のアイアンにもあります。しかしSWほどバウンス角がありませんし、使う必要もないのでSWだけがバウンス角に注目されるわけです。バウンス角はシャフト中心線に対するクラブソールの角度をいいます。

バウンス角が大きいとバンカーでエクスプロージョン(砂の爆発)を使えます。柔らかい砂などクラブが潜り込もうとしますが、それを跳ね返す役目があります。とくにクラブをスクエアに構えてバンカーショットを行なう方はバウンス角が大きい方がよいといわれています。また、クラブを開くとクラブの構造上バウンス角が増えますのでその辺も理解しておいたほうがいいでしょう。

バウンス角度の選び方

バウンス角が小さいSWを好むゴルファーもいます。バンカーの砂が硬いコースなどをホームコースとされているゴルファーには効果的といわれています。バウンス角が小さくても、クラブフェースを十分に開く事ができる方はバウンス角が大きくなり、それなりに打てると思いますが、とてもむずかしいです。

それより砂が硬いコースではアプローチウェッジ(以下AW)を使った方がいいと思います。キャディバックに入れることができるクラブは14本。用途の違うクラブを入れておいたほうが良いでしょう。AWはSWに比べてバウンス角が小さいので硬いバンカーに適しているといってよいでしょう。

おススメは、基本的に12~14度くらいのバウンス角があったほうがいいでしょう。
人気のウェッジはフォーティーンウェッジ・タイトリストボーケイウェッジ・クリーブランドウェッジなどです。個人的には三浦技研のウェッジも捨てがたいと思っています(以前使っていい結果が出てしまいました。)

ソールの丸みでウェッジを選ぶ

サンドウェッジ(以下SW)のソール形状はバウンスばかりではありません。平らなソールと丸みを帯びたソール。最近ではソールの真ん中にくぼみがあるソールもあります。平らなソールは砂の抵抗に敏感で大きなエクスプロージョンをもたらすことができます。

ソールの丸みでウェッジを選ぶ

一方、丸みのあるソール形状のSWは開きやすい特徴があります。平らなソールに比べて砂の抵抗は大きくありません。

ソールの広さでウェッジを選ぶ

サンドウェッジ(以下SW)のソールの広さもメーカーでいろいろです。広いとそれだけ砂の抵抗が大きくなりますから、弾きが良くなるわけです。しかし、見た目は広いのに弾きがそれほどでもないウェッジもあったりします。その場合ソールに丸みがあるクラブかもしれません。

ソールの広さでウェッジを選ぶ

ソールにくぼみがあるウェッジを選ぶ

ソールの中央部分に溝のようなくぼみがあるウェッジがあります。このウェッジは砂に刺さりにくく跳ねにくいのでエクスプロージョンショットがしやすい設計。アプローチでもすわりが良くなります。

ソールにくぼみがあるウェッジを選ぶ

ソールのヒール側を落としたウェッジ

ソールのヒール側を落としてあるモデルはフェースを開いてもリーディングエッジが浮かないので開いて使うことができます。

ソールのヒール側を落としたウェッジ

ソールのヒール側を残してあるモデルはフェースを開いたときにリーディングエッジが浮き、薄い芝からのアプローチでは不向き。バンカーではヘッドが跳ねてしまうので特に硬い砂質のバンカーではトップしてしまうこともあります。

落とし込みが施されていないウェッジはスクエアに構えて使いたいモデルです。

トレーリングエッジを落としたウェッジ

トレーリングエッジがあるために弾いてしまうことがあります。トレーリングエッジを落とすとソールを滑ります。また、スピンの効いた柔らかい球が打てると言われています。

トレーリングエッジを落としたウェッジ

まとめ

このようにソールだけを見ても選ぶ要素がたくさんあるウェッジ。実際に使うときにソール部分は視覚から消える部分です。そのため、あまり気にしないゴルファーもいますが、実はウェッジが機能するための要素が詰め込まれているのもソール部分です。

まずは今持っているウェッジのソールがどんな形なのか確認してみてください。

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