”けん”です。本日のゴルフレッスンは「OB連発のよくある光景」です。ゴルフは静かに進行するスポーツなのですが、ご存知の通り、頭の中は冷静でいられないスポーツです。OBすると連続することも多いのです。
同伴者だから見えるものがあります。たとえば、OBを打った仲間が同じクラブで同じ方向を向いて同じ球筋のOBを打つことは何度も見てきたことです。傍から見ていると分かることでも当の本人はまったく分かっていないのです。
「さっきはフェースが開いたからだ」と理由をつけた場合、暫定球は反対のOBゾーンへ打ってしまうことも同伴者としてはある程度予測していたことです。
さすがに3度目になると何か違うことをしてくるのかと思うと、意地になり「OB何ものぞ!」といった雰囲気で振ってきますが、またOBです。
4球目もOB。ここまでくるとフェアウェイが一本の線のように狭く感じられ不安ばかりが募ります。5球目にようやくチョロ。フェアウェイまでも届かない「パターでも越えちゃうよ」といった結果になります。
ここで一連の出来事に深く反省しますが、後の祭り。
それでも同伴者の一言で希望をもらいます。それが・・・
「2球目、助かってたらいいのにね」です。
確かに2球目はそんなに完全なOBと言えるほど酷い球筋じゃなかったな!と、この言葉を信じてボールを捜しますが、ボールは悲しいかな側溝に!OB杭は側溝の内側にしっかりと立っていて2球目もOBになっているのです。
5球目から2打で乗せて3パット。結果、14打。ヽ(‘Д`;)丿
周りの人も気を遣います。何打打ったのか?聞くこともできず困っています。
気まずい雰囲気を作ってしまった張本人はシャレた言葉で返してください。
こんなときは・・・・
「ギブアップで♪」
コンペでもギブアップをすると不参加になりますから、その点は注意してください。
ミスしても感情を押さえ「仕方ない」と諦めることができれば次打に尾を引かないですみますが、そんなことができるにはそれなりのラウンド回数や同じような経験が必要になります。初心者が落ち着いて別の番手のクラブを手してその場を凌ぐことができれば、それはそれで気持ち悪いものです。誰もが通る道だと思います。
「失敗は成功のもと」。1度や2度の失敗では沸々と燃え上がる炎はおさまることないことも事実です。同じことを「次は成功する」という過剰とも思えるポジティブな自分がいたりするものです。
そして、たまたま成功してしまいます。成功すればこれまで失敗したことは無かったことになってしまうものです。この形で成功と失敗を繰り返すことになり、スコアアップの無駄な時間を費やすことになる場合も多くあります。
チャレンジすることは大切です。ただ、ミスの根源をシッカリと理解しそれを克服するために練習を重ねた上でチャレンジすることにしましょう。
ではまた