クロソイドでスムーズスイング

本日より正月休みの方も多いのではないでしょうか。本格的に、大掃除をしたり、早いところでは、おせちの準備、最近流行りませんが、しめなわ飾りなど大変です。また、車で帰郷される方も多いと思います。運転には十分気をつけましょう。

ゴルフでも今年の反省は今年のうちに済ませておきたいものです。そして、初詣でゴルフ祈願と行きましょう。

”けん”です。本日のお題は「クロソイドでスムーズスイング」ナンノコッチャ!?ッと思いますよね。米田プロの逆クロソイドって有名ですが知ってますか?クロソイド曲線は簡単に説明すると、道路や鉄道(少し違うそうですが)で安全にカーブを曲がるために使う緩和曲線です。これも分かりにくいですネ。少しだけ説明しますのでのんびり読んみてください。

みなさんは道路のカーブって直線から円曲線(単曲線/まん丸)になって、直線に抜けていくと思っていませんか?昔はそうだったし、現在も交通量が少ない狭い道路などでは使われています。しかし、ほとんどの道路では使われていません。

直線から突然、円曲線に入るわけですから、車のハンドルをとっさにカーブの角度にあわせないといけないわけです。また、円曲線から直線に抜けるときはその逆でハンドルを素早く戻すことになります。

スピードが出ていればものすごくその事を感じる事ができますが、現在、運転していてそれを感じ取る事はほとんどありません。それは、直線と円曲線の間にクロソイド曲線が入っているからです。

このクロソイド曲線は、ハンドルを一定の速度で回したときにできる、渦巻き状の曲線のことをいいます。ドイツのアウトバーンや鉄道でとても有名になりました。直線から円曲線に入る間に、等速でハンドルを切る動作までも道路に加えているわけです。

クロソイド曲線の詳細は検索エンジンで調べてみてください。たくさんあると思います。特にその曲線を頭に入れてみてくださいね。一応、赤色で書きましたが、正確ではありませんのでご了承ください。絵的には少し変ですが、いつものことだよ”けん”というわけで・・・

ゴルフに利用しましょう。

ゴルフの場合、道路でいうカーブから直線に抜ける部分にクロソイドを使いましょう。

クロソイドでスムーズスイング

速度を等速でスイングしているつもりでも、ヘッドスピードが上がるんです。等速でスイングというのは、ここでは腕の振りのことを指しています。緑色の破線はグリップの軌道を表しています。まん丸のように見えますが、いちおう楕円です(^m^)

トップでは、グリップの位置とクラブヘッドの位置は、重なるようになっていますよね。ダウンスイングがはじまると徐々にそこに間隔が生まれてきます。それが絵のタメの開放です。緑色のグリップは等速なんですが、クラブヘッドはインパクトに向けて緩やかに加速し続けます

先行するグリップに、遅れをとったクラブヘッドが、インパクトを迎えるまでに追いつこうとする動作です。クラブにタメがあり、それを徐々に開放すると、クロソイド曲線に近い形になるかもしれません。クロソイド曲線状にヘッドがあると思ってスムーズにスイングすることを心がける!

とってもスローで~(^-^)~ とってもスムーズ! (~^^)~ べり~ い~ずぃ~

アーニーエルス選手の出来上がり v(ー_ー) どんなもんだい! というわけです。

ちなみに、タメの開放をしないと・・・

空振るよ! (;´▽`A“  見てない!見てない!

余談ですが、高速道路などでは、眠気防止のためにわざとカーブが作られています。もちろん用地買収も絡んでいると思いますけど・・・

ではまた